神奈川県座間市にある耐震工法・SE構法(SE工法)のプレカット工場[(株)カナモク]を見学してきました。
《耐震工法・SE構法では、木材は下のような流れで加工されて工事現場に届きます》
木材(主に海外)⇒ 集成材をつくる(国内) ⇒ プレカット工場で柱や梁に加工(国内7工場) ⇒ 工事現場へ
集成材メーカーから材料(集成材の束)が運ばれてきて、加工が始まります。
広さ800坪のプレカット工場の中に加工ラインが一つ。主な加工機が5台。構造設計からの一連の流れの中で管理されたデータの入力により、一本一本自動で加工されていきます。
SE金物を取り付けるための加工が終わった柱と梁。
傾斜屋根につかう登り梁用の加工機。削りながら仕口の形状を作り、最後に丸鋸で中央の切れ込みを入れます。「切る」のではなく「削る」という発想が面白いです。
完成した登り梁の仕口。
加工が終わりビニールのパックされた材料が、発送を待っています。
SE構法(SE工法)のプレカット認定工場は全国に7つありますが、この工場では一日に約1棟のペースでプレカットが行なわれ、トレーサビリティー(材料の流通の履歴の管理)も行なわれているそうです。
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