軽井沢の『木立に佇む家』の建て主さんと造園屋さんとで、
茶庭の打合せを行ないました。
石を実際に並べて、柵の位置や樹木を植える場所に杭をたて、
図面だけではわからない、見え方や距離感、飛び石のバランスや
足の運びなどを検討しました。
普段、建築の設計で扱うものに比べ、造園では石や樹木という、
形のはっきりしないものを扱い、部分のバランスをとりつつ、
全体を調和させ、実際の機能にも沿うことが必要なので、
より感覚的なものが要求されるように思います。
石を並び替えたり、交換してみる。
並べた石の上を実際に歩いて、間隔や見え方を確かめる。
和室からの見え方も確認。
2階からも茶庭全体のバランスを確認。
2階から見える新緑はなんともいえません。
>>2010.4.9ブログ 躙口(にじりぐち)と蹲踞(つくばい)
>>木立に佇む家 竣工写真 その1
>>木立に佇む家 竣工写真 その2
>>木立に佇む家 竣工写真 その3