SE構法(SE工法)の接合部

SE構法(SE工法)の接合部はSE金物により、剛性をもつ接合部になっていて、

接合部の曲げ剛性が評価され、半剛接合の準ラーメン構造になります。

一方、在来工法の接合部は曲げ剛性のないピン接合です。このため、SE構法では在来軸組工法よりも耐力壁(たいりょくへき)を少なくでき、”自由度の高い開放的なプラン”が可能となります。

SE構法の柱と梁の接合部分

在来軸組工法は、下の図にあるように接合部に柱や梁の断面欠損をまねき、構造材本来の強度を発揮できない場合があります。

SE構法は大きな揺れに対しても接合部が破断されないように、SE金物を使用することで

断面欠損の少ない方法で柱と梁を強固に接合し、優れた構造性能を発揮します。

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SE構法の柱と基礎の接合部分

在来軸組工法の土台と柱の接合強度は1.0tから1.6tといわれています。

この接合部に大きな引き抜き力がかかり、土台から柱が離脱すると家はその部分から傾き、揺れの力が加速され倒壊する可能性が高まります。

SE構法の接合システムでは、土台を介さず、鉄筋コンクリートの基礎と柱がSE金物で接合されるため、13.9tの破壊耐力を実現しています。

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