『緑をつかまえる家』の実施設計の打合せをアーキプレイスの事務所で行ないました。
最初は構造設計者・神野さん(frameworks/フレームワークス)との構造の打合せですが、建築への関心が高い建て主の方も同席されての打合せです。スキップフロア部分の梁の掛け方、片持ちとなるテラスの構造、小屋組、鉄筋コンクリートの基礎などを打合せ。
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建て主の方はシックハウス過敏症気味のため、通常の床構造用合板が使わず、変わりにJパネル(杉三層クロスパネル)等の三層無垢パネルを使って床の面剛性をとります。
内部の木製建具も、通常は木の骨組みを両面から合板で挟んで作りますが、今回は床と同じく3層無垢パネルを使って製作します。
写真の三層パネルは北海道のからまつ(左)、とどまつ(右)を使った三層パネルで、厚さ30mm、24mm、21mmのものが揃っています。