昨日、20世紀を代表する陶芸家の一人、
ルーシー・リーの展覧会を国立新美術館に見に行きました。
ルーシー・リーはウィーンに生まれ(1902)、1938年にイギリスへ亡命したあと、
1995年に93歳で亡くなるまで、独自のスタイルを築きながら、
70年近くも陶芸家としての創作活動を続けました。
無駄のない形、洗練された色彩・・・などが特徴ですが、
肉厚がとても薄く、上部に比べて高台(こうだい)が小さいため、
凛とした緊張感があり壊れやすく繊細な命を宿しているように感じました。
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