『朝霞市のリフォーム』は鉄骨造の二世帯住宅のため、
2階の世帯の生活音を1階の世帯に伝わりにくくすることが、このリフォームの一つの課題でした。
元の1階の鉄骨柱には、ビニルクロスが直に貼られているだけで、
柱に耳を付けると2階の音が響いて聞こえました。
リフォームでは、制振遮音板を鉄骨柱に張った上にビニルクロスを貼り、
2階の世帯の生活音(特に固体を伝わる音)が鉄骨柱を通して伝わるのを
抑えることにしました。
今回、鉄骨柱の遮音に使用した制振遮音板は、ゼオン化成のサンダムPDボードというもので、
石膏ボード9.5mmと制振シート0.6mmの複合板(厚さ13.1mm)、面密度9.5kg/m2です。このゼオン化成の制振遮音板サンダムPDボードは、石膏ボートと同じようにビニールクロロスを貼ったり、塗装で仕上げることができ、壁だけでなく天井にも使うことができます。
制振ボード(制震遮音板)は、石膏ボードの裏に制振シート(黒色)を貼った複合板です。
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