狭小地や密集地での駐車スペースの計画 オーバーハング

狭小地や密集地の住宅の設計では、

1階に駐車スペースを計画するのにとても苦労します。

一台の車を止めるスペースは約2.5m×5mですが、

建築面積の制限を頭にいれつつ、

上階を支える柱や耐力壁の位置と、玄関へのアプローチなども

同時に解決しなければならないからです。

こういった場合にSE構法(SE工法)では、上階にバルコニーなどを跳ね出せる

オーバーハングバルコニーや、間口を有効に使って計画できる

耐力フレームなどが用意されています。

*耐力フレームとは、補助柱と大梁で構成した門型の構造フレーム

耐力フレーム http://www.se-structure.com/structure/

ここで紹介するのは、2面道路の角部分に駐車スペースを計画し

上階の幅1.8mのデッキテラスを、柱から1.8m跳ね出した梁で支えたものです。

SE構法(SE工法)に限った方法ではありませんが、

狭小地や密集地などで、駐車スペースを設けるために1階に柱が建てられない場合には、この跳ね出し構造(片持ち構造、キャンチレバー構造、オーバーハング構造ともいう)は

有効な方法の一つです。

sSE嶋田 模型

sSE嶋田 断面

>>ブログカテゴリー SE構法(SE工法)について考える

>>SE構法で1.8mの片持ちを実現した住宅事例 空と暮らす家(スキップフロア)

設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】

室内化したテラスを持つ家独立した二世帯が集う家細長変形地の二世帯コートハウス明大前の賃貸二世帯住宅風と光と暮らす家緑と眺望を楽しむ長屋建て住宅太陽の光を感じる家緑あふれるアトリエのある家蕨市のコートハウス十字路に建つスキップハウスひかりを組み込む家空と暮らす家(スキップフロア)カフェのある家(朝霞市)みんな集まる家TNMハウス5層なのに3階建ての家家族が楽しい家ひかりの家

>>設計事務所アーキプレイス HP

>>設計事務所アーキプレイス Facebook

>>設計事務所アーキプレイスの動画 You Tubeチャンネル archiplacejapan

>>archiplacejapan Instagram

こちらもよろしく     広島ブログもひとつコチラも!   

カテゴリー: 設計について, SE構法(SE工法)について考える タグ: , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください