『猫と暮らす中庭のある家』(木造2階建)の工事が、9月中の完成を目指して始まりました。
この住宅の敷地は、地盤調査(スエーデン式サウンディング試験)では、一部のデータが弱く地盤改良の可能性もありました。しかし、コンペ時に訪れた造成中の敷地では、地山である関東ローム層が見えていて、決して悪い地盤でないと感じていました。
そこで、近隣の地盤データや地形、造成前の地山のレベルを調べ、地盤調査会社や構造設計者とも相談し、一部を深基礎とした直接基礎としました。地盤改良せずに済んだことは、工事費の面でも助かり、建て主の方にも喜んでいただけた経緯があります。
>>関連ブログ2012.9.21 猫と暮らす中庭のある家 地盤調査立会い
根切り工事で実際に地面を掘ってみると、基礎の設置面には地山である良好なローム層が現れ、地盤改良や基礎の変更も必要ありませんでした。このまま工事を進めることができることになり、やっと一安心です。
水糸を張って、床付け面(とこづけめん)の高さを確認。
地鎮祭のときに神社から預かった、鎮物(しずめもの)を建物中央の基礎の下に埋めます。
>>関連ブログ2013.4.12 猫と暮らす中庭のある家 地鎮祭@神社
【設計事務所アーキプレイスでの中庭のある住宅やコートハウス事例】
細長変形敷地の二世帯コートハウス、蕨市のコートハウス、猫と暮らす中庭のある家、囲まれた家、夏ツバキの家