連休中の一日、メダカ獲りと化石掘りに近くの多摩川河川敷へ、娘(6歳)と出かけました。(石井正博)
小田急線が多摩川を渡る和泉多摩川鉄橋の2〜300メートル川下側に行くと、川のほとりに昔の地層が顔を出した不思議な風景が現れます。緑も多くなるこの辺りは人もまばらで、ふと、ここが東京であることを忘れてしいます。
水の流れが緩やかな浅瀬も多くあり、メダカには絶好の生息地のようで、この時期にはメダカの稚魚が沢山見つかります。体長1.5センチ程度で、網がなくても簡単に捕まえることができます。
元々海の底だった河川敷の土の中を気をつけて探すと、貝殻などの化石が見つかります。土はある程度の堅さがあるのでドライバーなどを使って掘っていきますが、石ほどの堅さは無く、化石が見つかっても掘り出すには脆く崩れやすいのが少し残念なところです。それでも、6歳の娘は夢中になって掘っていて、化石には人の心を惹きつける力があることを改めて感じます。
化石掘りの近くで、直径40センチ程度の穴が等間隔に4つ並んでいるのを発見(右の写真)。隣にはこれと平行に同じように4つ並んだ穴があり、建築史の教科書に出ていた「掘立柱(ほったてばしら)」の跡にも見えます。もし縄文人の住居跡かなにかだとしたら・・・新発見か!?仕事柄とても気になりました。
多摩川の歴史や考古学、化石、建築史に詳しい人がいたら聞いてみたいものです。
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