基本設計が終了し、実施設計に取りかかっている『鶴瀬の二世帯住宅』では、
目隠しやバルコニーの手すりに有孔折板(日本パーツセンター)を使うことを検討しています。
有孔折板は、丸や楕円形の孔をあけたスチールの板を、一定の間隔で折り曲げて作った建材で、表面には溶融亜鉛メッキの皮膜が施されていて防錆性が高いため、雨のかかる外部に安心して使えます。
目隠しは当初、木製の格子で検討していましたが、目隠しは高い位置に取り付くため、
木に比べて耐久性が高くメンテナンス性が良い有孔折板を提案しました。
以前、『ひかりの家』のバルコニーの手すりで使用した写真を載せておきます。
有孔折板は道路の防風や防雪など、土木で使われることが多いので、
耐久性とともに強度が高く、
手すり子(縦の支柱)の間隔を広くできて、スッキリしたデザインができる点が気に入っています。
>>その他 有孔折板使用例 空に向かって開いた家(1階コート防犯目隠し)
>>関連ブログ2010.7.7 ファイバーグレーチングの目隠し
>>関連ブログ2010.7.3 孔のあいた鉄板 有孔折板(ゆうこうせっぱん)を住宅に使う
↑有孔折板を賃貸併用住宅のバルコニーの腰壁兼目隠しとして大々的に使った事例。
『明大前の賃貸併用二世帯住宅』
>>設計事務所アーキプレイスの動画 You Tubeチャンネル archiplacejapan
設計に関するお問い合せ WEB面談を予約