『木立に佇む家』の外構工事が完成しました。
茶庭工事は専門的なので造園屋さん(山浦造園土木)の手を借りましたが、
茶庭の腰掛け待合いや、バーベキューコーナー、駐車スペースの施工は
本体工事と同じ(有)土橋工務店さんにやっていただきました。
腰掛け待合いは、外部で屋根がないため、耐久性の高い木で
作りたいと思っていましたが、(有)土橋工務店さんから、手持ちの栗材の提供があり、
コストパフォーマンスが高く想像のものができました。
腰掛け待合いは、木が腐りにくいように地面から浮かせてつくりました。
一番上の笠木は、きれいになりすぎないように、”なぐり仕上げ”として
わざと荒く仕上げてもらいました。
石工品の三大産地のひとつ、愛知県岡崎市の(有)杉本石材店のオリジナルの石灯籠、
芹生(せりょう)3.5尺
蛭川石を使った、ムシリ仕上げ(凹凸が大きく、高い技術が必要な仕上げ)
2台分の駐車スペースはアプローチと一体的につくり、車のタイヤがのる部分を
土間コンクリートとした幾何学的な造形としました。
(タイヤがのらない部分には、芝生等の緑を植えることができます)
デッキテラスから使う、耐火レンガでつくったバーベキューコーナー。
寒い地域なので、工事業者さんと打合せ、耐火レンガの施工方法のほかに、給排水配管の凍結防止対策も施しました。
>>2010.4.9ブログ 躙口(にじりぐち)と蹲踞(つくばい)