『蕨市のコートハウス』(SE構法2階建)は現在見積り依頼中で、設計事務所アーキプレイスでは確認申請の書類を準備中です。
この住宅の建つ地盤は、隣地の地盤調査データ(ボーリングデータ)からあまり良くないことが予想されていますが、今日は、この敷地の中での地盤調査(スエーデン式サウンディング試験)に立会いました。
現在、敷地には、解体予定の既存建物がまだ建っているため、隣地との間の狭いスペースにはいつもの地盤調査機械が入りません。そのため人力によって、地面に突き立てた鉄の棒(ロッド)に錘りを1枚、2枚と載せていき、その時沈み込み具合を見ていく、昔ながらのスエーデン式サウンディング調査になりました。この方法だと、人が入れるスペースがあれば地盤調査はできそうです。
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庭の芝生や樹木はキレイに手入れされていて、冬に敷地の調査をしたときの庭とはがらりと表情が変わっています。今回、この長い年月を経てきた庭も、新たに建物と一体となったコートハウスとして生まれ変わるため、この夏が見納めとなります。少し寂しい気持ちを抱きつつ帰りました。