アーキプレイスのスタッフのみんなで、SEA’Sの建築家展に行きました。
これは住宅のSE構法(SE工法)構造見学会を兼ねたものですが、
SE構法のあらたな可能性を見ることが出来ました。
敷地は住宅密集地にあり、かつ、敷地までの道路が狭く、なんども曲がっていて
4トン車やクレーンが入れない場所です。
住宅は地下1階(RC)、地上3階建て(木造)で、床はスキップしていて
プランでは、SE構法ではめずらしい平面的に斜めの壁が設けられていました。
【工夫1】
搬入路の関係で、長い柱が搬入出来ないため、短い柱を金物で継いで長い柱を
作っていました。
12mや6mの長い柱が搬入出来ない道路付きの悪い敷地や、変形敷地、旗竿敷地でも
SE構法(SE工法)で計画できそうです。
【工夫2】
平面的に斜めの壁の上下にある梁を接合するため、SE構法の接合金物を
角度に合わせて特注しています。
接合金物の特注費は数千円/1カ所とそれほど高くなく、SE構法でも変形平面での
プランニングの可能性が広がりそうです。
【設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】
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