『ひかりを組み込む家』(木造3階建て)は都内の20坪程度の狭小地の住宅です。海外生活の長かった建て主の方からの希望で、計画当初から鏡を使いながら広がりを生み出そうとしました。
鏡の効果はいままでの体験から、ある程度頭の中では想像出来ているつもりでいましたが
工事完成間近になり、鏡が付いた時の空間の変化は想像を超えたもので、広がりを生み出すマジックのような鏡の効果に驚嘆しました。
整形な個室のクローゼットの建具(引き戸)に、姿見用の鏡を貼った例。鏡の奥にもう一つの空間が生れたように見えます。
洗面室では、洗面化粧台の前に貼った鏡の効果で、ガラスブロックの壁面が奥へ繋がったように広がり、広さと共に明るさも増したように感じます。
>>関連ブログ2010.1.28 氷の壁と障子 ガラスブロック
この『ひかりを組み込む家』の体験から、狭小地の住まいづくりにおいて、空間に広がりを生み出す鏡マジックの可能性は、まだまだあると感じるようになりました。
>>関連ブログ2013.11.10 住まいに広さ(広がり)を生み出す方法
>>ひかりを組み込む家 竣工写真 その1
>>ひかりを組み込む家 竣工写真 その2
>>ひかりを組み込む家 竣工写真 その3
■Works 完成写真[事例写真] 都市型住宅
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【設計事務所アーキプレイスでの木造3階建ての住宅事例】
細長変形地の二世帯コートハウス、室内化したテラスを持つ家、独立した二世帯が集う家、十字路に建つスキップハウス、カフェのある家(朝霞市)、