『風と光と暮らす家』(木造2階建・SE構法)の地盤調査に立会いました。
敷地にはまだ古屋が建っていて狭い場所もあるので、今回は昔ながらの手作業でのスエーデン式サウンディング試験(SS試験)の調査です。
写真左にある針(ロッド)を地面にを差し込み、そのときの地盤の抵抗の強さ(針に載せる重りの重さや針を回す回数)から、地盤の強さの目安となるN値を計算して出していきます。寒い朝でしたが、調査の方は途中で上着を脱いで作業されました。
表層の1.5m程度は軟弱な地盤でしたが、その下には関東ロームの比較的固い地盤がありました。地盤改良杭を打たず表層のみの改良で済みそうですが、調査会社から正式な報告書が上がってきてから、構造設計者とも相談して基礎の形状を含めて決めていきます。
午前9時ごろの古屋への光の当たり方が、計画中の建物への光の入り方の参考になりました。
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