東京・新国立美術館で開催された、DOMANI・明日展 16th(未来を担う美術家たち 建築×アート)を、最終日(1/26)に見に行きました。
現在活躍中の建築家も多く展示している建築のブースは、実現した建物、計画中のプロジェクト、コンセプト展示など見応えがありました。
また、アートのコーナーも刺激的で、現代の建築的テーマとの同時代性を感じるものが多くありました。
上は、白い古着を数千枚使ったオブジェ。(吉本直子Yoshimoto Naoko)白いシャツに生きる過程で生じた「染み」を、命の痕跡・時間の痕跡として、壁面や立体的なオブジェとして展示したものです。
下は、
建築家スペース「未来の家」の入り口の掲げられた、幹事代表の建築家・栗生明の言葉の抜粋。
・・・建築家は「人間を知ること」が最も重要な仕事だと考えています。人間は無力な「あかんぼう」として生まれます。怪我をし、病気に罹り、疲れ、老い、そして死ぬ存在です。建築空間の設計はこうした人間の「身体性」を基盤に構想されます。・・・