『太陽の光を感じる家』(地下RC造+木造2階建(SE構法))の実施設計の打合せを建て主の方と行ないました。
この住宅の窓には、木製サッシや樹脂サッシを検討しており、各メーカーと打ち合せをし、概算見積もりを取りながら設計を進め、この住宅の窓の最適解を探しています。
アーキプレイスでも、アルミ+樹脂サッシ、樹脂サッシ、木製サッシ、の三種類の窓の性能を一目で比較できるように、熱貫流率(W/m2・K)=「単位面積当たりの熱の移動のしやすさ」とう共通の物差しをもちいた「窓の断熱性能比較表」を作成して、建て主の方にそれぞれの窓の性能の違いを具体的に説明しました。
窓(開口部)の断熱性能は、窓枠の大きさや材質、ガラスの種類や枚数、ガラス中空層のガスの種類などによって変わりますが、外壁の断熱性能に比べるとまだまだ劣っています。また、環境先進国であるドイツの基準や、札幌(北海道)版次世代省エネ基準と比べてみると、2013年省エネ基準でもかなり見劣りするため、窓(開口部)の断熱性能の向上はこれからの住宅の主要な課題になることを再認識しました。
>>関連ブログ2015.1.14 樹脂サッシが付きました 太陽の光を感じる家
その他、ホームオートメーションについても、専門会社の方に来ていただき一緒に説明を聞きました。