『蕨市のコートハウス』(木造2階建・SE構法)は外部の足場がはずれ、外観が現れました。
外壁はガルバリウム鋼板のサイディング(濃い色)、窯業系サイディング(白)、左官(アーボリー)の組み合わせ。素材の色とテクスチャー、メンテナンス性やコストを考慮しながら、建物形状や庭(コート)との関係を考えて3つの仕上げを建て主の方と一緒に決めたものです。
玄関ポーチなど、屋根や庇がかかる部分の外壁は左官仕上げにしています。通気層の上に富士川建材工業(株)のラス下地がはらたところ。玄関扉はスチールで製作。
富士川建材工業(株):ラスモルII 外壁通気工法 (ノンクラックWラス通気工法)
足場のなくなった外部では、家庭用燃料電池エネファームや、空調屋外機などの設置準備が進んでいます。
>>関連ブログ2011.12.15 TNMハウス 施主検査(一回目)
内部では、2階からビニルクロスが貼られはじめています。
屋上への階段も施工されました。階段下は物入れとして使います。
家具屋(深津木工)さんで製作したオーダーキッチンも搬入されて、設置工事がはじまりました。
小物の引き出し部分もキレイにできました。
オーダーキッチンの面材はナラの突き板。木目を横に向けて、ナラフローリング(厚突き)の木目と、目の方向を揃えています。
>>関連ブログ2011.11.10 オーダーキッチンをつくる
クリックよろしくお願いします。 こちらもよろしく。 もひとつコチラも!
◆東日本大震災から今日で3年になります。
復興庁によると、災害公営住宅の完成は、未だ計画戸数の9%(3県で2347)にすぎません。改めて、亡くなられた方ご冥福をお祈りするとともに、一日も早い復興を願います。