谷を渡るポルトガルの歩道橋

常々、日本の土木構造物はデザイン的にもっとがんばってほしいと思っているのですが、今日は、ポルトガルの歩道橋の紹介です。

谷を渡る約220mの歩道橋ですが、ポルトガルの澄んだ空気の中に浮かび上がるシンプルな形状がとても美しいデザインです。橋の裏面と橋脚の片面に、陰影を強調する濃い色が塗られていますが、これだけでシンプルな形状がより引き立っています。また、人が歩く横の面(手すり壁)を、木の板を貼った優しい面としているのも心憎いデザインです。

設計はJLCG arquitectos(ポルトガルの設計事務所)

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