春の陽気となった今日(2014.4.10)『蕨市のコートハウス』(木造2階建・SE構法)の建て主検査を行いました。先に植えたコートのシンボルツリーの廻りにデッキ材(ヴェルダデッキ・Verda deck)が施工されました。
仕上げの状態、照明やスイッチ、水栓や排水金物の取付け状況、家具の扉や引き出し、建具の開閉などを、建て主の方と一緒に一つひとつ確認・チェックしていきます。
チェック漏れがないように、アーキプレイスはスタッフも一緒に三人の目で確認していきます。
内部が終わった後は、外回りを確認。排水枡のフタも開けてもらい、枡の種類や排水の流れ方を確認。エアコンの屋外機廻りの配管や、壁から出てくる配管や換気フード廻りの止水もチェック。手直しが必要な箇所、残工事の項目、お引き渡しまでのスケジュールなども確認しました。
完成後には、ほとんど登らなくなる屋根の上にも上がってみます。8割方完成したデッキテラスでは、段差に腰掛けてみました。
今回、初めて使ったデッキ材のヴェルダデッキ(Verda deck)は、色むらや節が少なく、見た目も南洋材に比べてソフトな感じを受けます。実際に上を歩いたり座ってみても、針葉樹独特の柔らかさを体で感じることができるデッキ材でした。
ニュージーランドのラジアタパインの、柾目の最良部分から作ったヴェルダデッキ(Verda deck)は軽くて加工もし易いため、大工さんにも好評のようです。シンボルツリー(トネリコ)も、芽吹いてきました。
>>関連ブログ2010.1.31 横浜大桟橋と住宅のデッキ材
>>蕨市のコートハウス 竣工写真ーその1
>>蕨市のコートハウス 竣工写真ーその2
>>蕨市のコートハウス 竣工写真ーその3
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