SE構法(SE工法)の登録建築士向けに開催された「パッシブ講座:通風トレーニングセミナー」に参加しました。
「通風トレーニング」(南雄三 著)をテキストに、学生時代に習う建築環境をより実践的にして、日々の設計に役立つようにした講座で、「通風」を科学的に捉え直すと同時に、コンピュータを使った様々な通風シュミレーションによって、目には見えない風の流れを予測して住宅などの設計に活かせる「眼力」を養い、高めることが目標です。
風の方向を左右する条件(卓越風、近隣環境etc)を適切に捉えて窓を設ければ、同じ窓面積であっても、窓の形式(たてすべり出し窓、引違い窓etc)や配置・個数によって通風の効果が大きくちがってきます。
『風と光と暮らす家』や『太陽の光を感じる家』など、アーキプレイスで現在設計中の住宅にも活かしていける充実のセミナーでした。
>>関連ブログ2010.8.25 高窓(ハイサイドライト)からの採光と通風の事例