週末、4月末にお引き渡しした『蕨市のコートハウス』(木造2階建、SE構法)のオープンハウスとホームパーティがありました。
朝、シンボルツリーがちょうどテーブル部分に影を落としたコートでの朝食は格別のようです。木製ルーバーや植栽で囲まれているので、周りの環境を忘れてしまいリゾートホテルにいるような錯覚に陥ります。
シンボルツリー(アオダモ)が白いテーブルにちょうど影を落とし、その影の形がとても綺麗です。テーブルは結婚してからずーっとダイニングテーブルとして使われてきた愛着のあるもの。新しい家で活かされています。
>>関連ブログ2014.3.31 蕨市のコートハウス 造園工事初日
今回のオープンハウスは、「コートが完成し家具が入らないと、この家の良さがわからないから引っ越してからでいですよ」という、建て主の方のお言葉にあまえて、入居後に開催しました。住まいは生活の器なので、実際の生活のようすが伝わり、建て主の個性が住まいにどのように反映されていくのか感じてもらえる貴重な機会でした。見学者の方はいつも以上にじっくりとご御覧になっていかれました。
一日いると、時間の経過とともに光が変わり、住まいの表情が刻々と変化していくことがよくわかります。
建て主の方は、オープンハウス後のホームパーティの準備をされていて、より生活の様子を窺うことができました。ハーブは庭で採ったもの。
和室の地窓を明けると、風が流れていくことが実感できました。
お昼には、新しいテーブルでランチもご馳走になりました。
お引き渡しの時に比べて葉の密度が増した木陰で、建築相談も受けました。
>>関連ブログ2014.4.21 蕨市のコートハウス お引き渡し
午後には、シンボルツリーの影が室内におちます。
このコートハウスのデッキの段差部分は、日本家屋の縁側にいるような「ほっと」する場所です。
太陽が西に傾くとコートは日影になり、昼間とは違い静かでしっとりした場所に。
夕方からは、工事会社・(株)ニートの監督さん、大工さん、設備業者の方、造園のトクゾウ(TOKUZOU)さん、飲み仲間の方が集まり、ホームパーティが始まりました。手間をかけた料理やお酒はどれも美味しく、和やかな雰囲気のなか会話も弾みました。
この住まいを実際に手を動かし、汗を流して作ってきた方達。(感謝)
コート、ダイニング、和室、リビング、それぞれの場所に人が集まり、日が暮れてからの雰囲気、照明を暗くした時の表情もじっくり味わうことができました。(Mさん、このような機会を設けていただきありがとうございました。)
>>関連ブログ2014.10.29 中庭の樹々が色づき始めた蕨市のコートハウスの半年点検
>>蕨市のコートハウス 竣工写真ーその1
>>蕨市のコートハウス 竣工写真ーその2
>>蕨市のコートハウス 竣工写真ーその3
■Works 完成写真[事例写真] 郊外型住宅
■Works 完成写真[事例写真] 木造(SE構法・SE工法)
【設計事務所アーキプレイスでの中庭のある住宅やコートハウス事例】
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