週末、「第9回ロハスデザイン大賞2014」が開催された、新宿御苑へ家族で行きました。(石井)
新宿駅から徒歩10分で緑の中へ。新宿御苑は明治時代に皇室苑地として始まり、世界の珍しい樹木や草花など見所満載。池には巨大なスッポンも居て、カメも仲良く甲羅干し中。
ランチは、隣人祭りLONG TABLEにて、鹿肉を使ったエコドライカレー。
SE構法のエヌ・シー・エヌ×サッシメーカーYKKap×ロハスクラブの、提案型エコハウス「Fun to Share ハウス」を見学。
建物は床壁天井すべて、CLT(クロス・ラミネーティッド・ティンバー Cross-Laminated-Timber)で作られています。CLTは現在、低炭素社会に向けた国の取り組みの一つとして、普及に向けた規格整備が急速に進められており、木造建築の可能性を広げる革新的技術としても注目されています。北米やヨーロッパでは、今まで考えられなかった階数(5〜9階)のCLTを使った木造のビルが完成しています。 >>日本CLT協会 集成材をタテヨコにクロスさせて5枚貼り合わせたCLTパネル(135mm厚)の室内に入ると、天井や壁からの輻射熱もなく、外の熱さを不思議なほど感じません。気持ちよさ自然に感じ取るのか、はしゃぎ回る子供たちが多いのが印象的でした。
CLTの強度を利用したスッキリした片持ち構造の庇が直射光を遮り、窓や袖壁がウィンドウキャッチャーとなって風が入ってきます。窓には、世界トップクラスの断熱性能をもつ高性能トリプルガラス樹脂窓、YKKapのAPW430(熱貫流率U値0.91)が使われています。