週末、『独立した二世帯が集う家』の子世帯の方と実施設計打合せをアーキプレイスの事務所で行ないました。
アルミサッシの窓では、窓の種類、大きさ、開閉方式、色、網戸形式、断熱等の性能、シャッターの有無、防火・非防火に加え、窓ガラスではその種類、透明・半透明、網入り・網無し、防犯、Low-Eガラスの遮熱・断熱仕様など、説明する内容が多岐に渡ります。
特に窓は防火の関係で複雑になっていて、準防火地域のこの住宅では、住宅用防火サッシ、住宅用非防火サッシ、ビル用防火サッシ、告示の製作サッシと、４種類のサッシを大きさや場所、用途に応じて使い分けています。
窓関係の法規や告示を調べ、それぞれのサッシのカタログを読み込み、製作可能寸法を確認し、取り付け方法を検討します。法規関係の疑問点は確認検査機関などに問い合わせ、場合によっては直接相談に行きます。アルミサッシのカタログはそれぞれ分厚くて複雑なので、メーカーの方にも度々相談しています。１〜２種類のサッシで済んでいたころに比べると、窓の設計には数倍の神経を使う感じです。
大枠を書いた展開図をお見せしながら、内観での窓の位置や大きさを確認するとともに、カーテンやブラインドの種類や取り付け方法もご相談。1/50の図面をたたき台にして、造作家具や収納の作り方も打ち合わせました。
＞＞関連ブログ2015.6.26 アルミサッシの色の検討 独立した二世帯が集う家
＞＞住宅紹介動画 House_Movie03 独立した二世帯が集う家
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