週末、『くるりのある家』(木造2階建、在来工法)の現場での建て主の方との打合せ。
清々しい秋の青空が広がりました。
南と東の外壁には、左官仕上げの下地となるラス網が、外壁通気をとった上に施工されました。コーナー部分の見切り材も丁寧に施工されています。
富士川建材工業(株):ラスモルII 外壁通気工法 (ノンクラックWラス通気工法)
内部の壁・天井に貼るビニルクロスの候補を現場の壁に貼って、一緒に決めていきました。
[左]造作家具の色も、用意してもらった塗装サンプルを元に決定。 [右]デッキテラスのデッキ材は南洋材で進んでいましたが、現場監督さんの提案で、材料費は多少高くても、軽くて施工性が良いということで、ヴェルダデッキ(Verda deck)に変更することになりました。アーキプレイスでも『蕨市のコートハウス』で使ったことがある材料で、ささくれが少なくて柔らかい歩行感があり、室内との一体感を持たせたい場所には向いています。
>>関連ブログ2014.4.10 蕨市のコートハウス 建て主検査
[左]TV周りの配線配管を、現場指示図や建て主の方が書かれた図面で検討。
[右]コーヒーブレイク。ご実家の庭の柿とリンゴをいただきました。
弱電盤の設置場所に集まる電気配線とLAN用の配管。
1、2階を結ぶ木製階段がキレイに施工されました。階段材はIOC(アーオーシー)のもので、床フローリングと同じ突き板(厚2mm)が貼られているので、よく使われる集成材よりもムラが少なく、床フローリングとの一体感をもたせることがでます。滑り止め加工もされています。 >>関連ブログ2014.1.12 フローリングメーカーIOCのショールームへ くるりのある家
日曜日ですが、現場監督さんとともに道具の手入れに来られていた大工さんも打合せに参加。建て主の方と一緒に全体を見て回りました。
リビングの吹抜には光がまわり込み、空が見える気持ちのいい空間になりそうです。