先週(10/17)『風と光と暮らす家』は現場で建て主の方と打ち合せ。外壁材を決定しました。
外壁には、素材感の違う2種類の材料を組み合わせて仕上げます。 将来のメンテナンス時に、足場を掛けなくてよい1階周りや、2階のコート周りは左官仕上げ。高い位置の2階周りの外壁はガルバサイディングです。 左官仕上げの打合せにはメーカーの方にも参加してもらい、汚れの度合いや、メンテナンス性、耐久性の説明を受けました。今回使う左官材はGoethe House ゲーテハウスのユニプラルSLです。無機質で静電気がおこらないため、汚れがつきにくく、色あせもほとんどない材料です。色は決まりましたが、塗り方は実際に塗る時に2パターン(木ずりとコーマル)で塗ってもらい、建て主の方立ち会いのもと最終決定することになりました。木ずり(写真)はコテで押えるので、コーマルに比べて凸凹面が少なくなります。 >>Goethe House ゲーテハウス ユニプラルSL
ラインの入ったガルバサイディングの外壁の色は、左官の色とのコントラストを抑えたゲーテハウスに決定。 ガルバサイディングの外壁を縦張りにするか横張りにするかは、もう少し検討して決めることになりました。
2階の「コート南」からLDKをみたところ。屋根のかかる半屋外の「コート南」の壁は左官仕上げです。
窓周りの作り方や納まりに工夫が必要なところを大工さんたちと打ち合わせて帰りました。
【外壁をガルバリウム鋼板仕上げとした、設計事務所アーキプレイスでの事例】
左上から『室内化したテラスを持つ家』『緑あふれるアトリエのある家』『桜並木と暮らす家』
左下から『独立した二世帯が集う家』『空と暮らす家(スキップフロア)』『猫と暮らす中庭のある家』