東京・神楽坂の赤城神社に行きました。
今、国内外で数々のプロジェクトを抱える隈研吾(+三井不動産RD)の設計で、真新しい桧の??殿やガラスを使って外光を取り込んだ本殿など、建築的な見所が沢山ありました。
>>関連ブログ2018.4.22 「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」展へ行きました。
一方、神社(聖)とマンション(俗)の同居という異例のプロジェクトに、都市の中で神社が生き残っていく難しさというものを考えさせられました。
右に見えるのが、同じ敷地内にあるマンションの入り口。
マンションの各住戸は、赤城神社の境内側に窓やバルコニーが設けられている。
マンションの境内側の壁面。手すりや目隠し・日除けにランダムなアルミ格子。
節のない、真新しい桧の??殿に、さんさんと降り注ぐ日差しがまぶしい。
??殿は、元々あった通路の上に、浮いたような形。
赤城神社の本殿 屋根や軒が単純化されて、神社独特の装飾がありません。
本殿の外周はガラス張りで、外の光がふんだんに入り、調度品もとても美しい。(西日のあたる室内の暑さがちょっと心配に・・・)
左右の狛犬も、新しくなりモダン?な印象。