ついに足場がはずれ、外観が現れた『くるりのある家』(木造2階建、在来工法)。建て主の方と、仕上げの最終打ち合せをしました。
足場が取れた外観は、まぶしいくらい白いです。東と南面は左官仕上げ。
西面のガルバサイディングと南面の左官壁との組み合わせは、違和感なく出来ました。
リビングダイニングの木製サッシの外側には、1階床から段差なくウッドデッキ(ヴェルダデッキ/ Verda deck)が敷かれ、庭に繋がっていきます。
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2階のバルコニーにウッドデッキ(ヴェルダデッキ/ Verda deck)が敷かれました。2階の吹抜の周りを ”くるり” と巡ります。
建て主の方と、一部検討中だったビニルクロスを決め、塗装の色の塗り分け方を最終確認しました。
塗装の塗り分けはルールを決めて、統一感を持たせるように決めていきました。横ラインを強調するように窓の下枠、家具の棚やカウンターをリボスで着色します。
下枠は汚れやすいところで、掃除のしやすさも大切なので、その面で理にかなっている塗り分けとも言えます。
キッチンの背面カウンター前にタイルが貼られました。芋目地で貼った磁器質タイル。
デュポンコーリアン(Dupont CORIAN)のシンクの一体型の洗面カウンターが取付けられました。洗髪できそうだと建て主の方もお喜びでした。
南側の敷地境界には、畑の土が庭に入らないように、CB(コンクリートブロック)2段程の立上りをつけ、その上に亜鉛メッキのネットフェンスを設置します。
2階書斎の大物の造作家具(本棚)も終わり、大工さんともお別れです。ありがとうございました。来週から塗装屋さんとクロス屋さんの壁下地処理がはじまり、いよいよ仕上げ工事に突入します。
>>くるりのある家 竣工写真 その1
>>くるりのある家 竣工写真 その2
>>くるりのある家 竣工写真 その3
【 設計事務所アーキプレイスでの木造在来構法の住宅事例 】