『太陽の光を感じる家』(地下鉄筋コンクリート・地上木造2階建SE構法)の現場監理。
鉄筋コンクリート造の地下部分では、内装の壁下地(たて胴縁)が組まれてきました。外壁側には断熱材を吹付けるため、下地を鉄筋コンクリートの壁からスクリューパッキンで浮かせています。スクリューパッキンは、壁躯体の不陸を吸収しながら、垂直精度の高い壁下地を施工できる優れものです。壁下地の下には、際ネダと呼ばれる床下地材も施工されています。
450mm以下の間隔で、専用の接着剤を使って固定します。
スクリューパッキンには厚さによって5つの製品があり、ネジのように回転させる事で高さを調整できるようになっています。今回は胴縁を止めていますが、GL(ジーエル)工法の代わりに、胴縁を使わずに直接石膏ボードを取り付けることもできます。
ポーチの天井部分には、天井の下地材を止める吊り木が取り付けられました。
高度斜線がかかるため傾斜屋根としている部分に、ガルバリウム鋼板の屋根材が葺かれました。下側には雪止めを取付けています。
>>関連ブログ2010.2.2 金属屋根の雪止め 種類と形状
2階の床構造用合板の上に、遮音用のゴムマット厚さ9mmが敷かれました。
電気の配線(グレー色)や配管(オレンジ色)が天井裏に施工され、床に貼る三層無垢フローリングも運び込まれています。
照明器具やコンセントの位置、換気扇と給気口の位置、LANの取出し位置など、電気工事の方と現場で確認してまわりました。
【設計事務所アーキプレイスでの地下や半地下のある住宅事例】
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