『風と光と暮らす家』(木造2階建)は、お引っ越し後の残工事が進んでいて、白華(はっか)補修、ガラスフルムの検討、床下収納庫の取り付けなどを行ないました。
外壁に塗った左官材(石灰系)に、施工後直ぐに、白華(はっか:エフロレッセンス)が発生しました。[左写真:サッシコーナーの下の雨だれのような白い部分] 原因は、左官施工後の乾燥時の気温が5°以下と低く、かつ、乾燥する前に雨に降られてしまったことです。
左官屋さんに白華を落としてもらいました。周りを水で濡らして、塩酸を希釈した液体をかけて白華を浮かせ、水で流して補修しました。[右写真]
塩酸を使うため、外壁が濃い色のときは、色むらが出る場合があるので注意が必要とのことでした。
エントランスホールの正面のガラスに貼るガラスフィルムを建て主の方と検討しました。白いドットの大きさや密度でグラデーションがかかるフィルムなどです。
1階の床に床下収納庫(床下収納ユニット)を設置しました。高気密・高断熱住宅対応の省エネタイプ(熱貫流率0.34W(m2・K))の60cm角、浅型タイプ(ナカ工業)です。
【設計事務所アーキプレイスでの外壁左官仕上げの住宅事例】