東日本大震災から4年目を迎えた日(3/11水、2015)、東京では久しぶりに青空が広がりました。あの日の記憶を思い浮かべながら『太陽の光を感じる家』の現場監理へ。主に木製サッシや断熱材の施工を確認し、現場監督さんとガラスの床などの納まりを打ち合せました。
LDKでは、デッキ側の大窓、引き分けの木製サッシ(キマド・ドルフィン)の取付け準備中。
ワークスペースの木製サッシ(FIX+片引き)が付きました。
1階の床には、地下へ採光するための穴があいています。ガラスの床で塞ぎますが、外の光が感じられる気持ちよい地下室になりそうです。
LDKとワークスペースなどの床に、温水式の床暖房パネル(東京ガスTESシステム)が設置されました。
木造部分の外壁は、高性能グラスウールで断熱します。(アクリアネクスト、厚105mm、熱抵抗値R2.8)
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鉄筋コンクリートの地下には、断熱を兼ねた床下地のネダフォーム(LDK303、厚93、熱抵抗R1.8)が施工され、その上に床下地合板が貼られています。壁は現場発泡ウレタンフォーム厚50で断熱しているので、地下にいるとあまり寒さを感じなくなりました。
地下から1階に上がる鉄骨階段が付きました。ここの吹抜からも地下に採光します。
地下の鉄筋コンクリートは、一部外側からも断熱材(ポリスチレンフォーム3種b(防蟻タイプ)、厚50)を貼って外断熱しています。
>>太陽の光を感じる家 竣工写真 その1
>>太陽の光を感じる家 竣工写真 その2
>>太陽の光を感じる家 竣工写真 その3
>>東日本大震災4年追悼式「動けぬ母に伝えたことば」www.asahi.com/articles/ASH3B6J5XH3BULBJ010.html