『中山メンタルクリニック』の待合室の壁にウエスタンレッドシダーの板が貼られました。
クリニックの待合室となる部分には、排煙窓という火災時に煙を排出する窓がついていますが、これがそのまま見えてしまうと、待合室の雰囲気が壊れてしまいます。そこで排煙機能をのこしなら、排煙窓の存在感を消す方法を設計時からずっと考え、工事がはじまってからも大工さんや現場監督さんと一緒に検討してきました。先週、大工さんが試しに一部分を作ってくれたので、現場に行って最終イメージを確認しながら決定することができました。
>>チャネルオリジナル:レッドシダークリアグレードパネリング
上写真の板貼り部分の一部は、点検用に取り外せるようになっていますが、その存在はほとんど分からなくしています。
よく見ると、継ぎ目のラインが見えますが、少し離れると見えない程の精度で作ってくれました。
天井には上階からの音を吸収するための厚さ10センチのグラスウール24Kが入りました。
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LGSの骨組みにプラスターボードの下地が貼られてきました。壁の上部は欄間になって空いています。
>>設計・工事経過 ブログカテゴリー 中山メンタルクリニック
>>中山メンタルクリニック 竣工写真 その1
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【設計事務所アーキプレイスの医院・クリニック設計事例】