外壁(ALC)工事の確認 スミレ工作所 本社新工場

スミレ工作所 本社新工場』の外壁(ALC)工事の確認と、仕上げや設備などの打合せに大阪に行きました。

ALC(エー・エル・シー)とは、発泡剤で多孔質化した軽量気泡コンクリートで、板状にしたものは「ALC板」または「ALCパネル」と言います。メーカーは現在、旭化成建材(ヘーベル)、クリオン、住友金属鉱山シポレックスの3社のみ。鉄骨造の工場やビルだけでなく、住宅でもよく使われる建材です。

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スミレ工作所の方にも全体をご覧頂きました。中央のベンチのようなものは、電気のキュービクル(配電盤)を載せるための基礎です。

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外壁のALCが施工され、アルミサッシも取り付けられたので、足場を伝って全体を確認してまわりました。

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ALCは脆い面があり、施工時に欠けや割れが生じます。幸い補修できる基準のサイズのもの(補修限界内)でしたので、メーカーの補修材を使って補修してもらうことに。

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サッシの廻りに入っている開口補強材といわれるL型鋼は、赤茶色の錆び止め塗装の上に、グレーの錆び止め塗装をもう一度塗りますが、内壁はALCがそのまま仕上げになります。

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外壁はALCを守るために塗装します。スミレ工作所のイメージカラーを建て主の方にもサンプルで確認していただき、目地の廻りの細かな塗り分け方を施工会社の方と決めました。

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出来上がったら土足で使う工場ですが、工事中は汚さないように気をつけながら施工されています。

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