大工さん、電気屋さん、外壁屋さんと沢山の業者さんが入って工事が進んでいる『独立した二世帯が集う家』(木造3階建・SE構法)の現場へ行きました。(10/9)
3階の親世帯では、ダイニングと寝室の間の壁上部は欄間として、透明のポリカーボネート板で仕切ります。天井はまだ下地の状態ですが、ダイニングから寝室まで繋がって見えて良い感じになりそうです。
ダイニングと一体で使う小上がりの和室は、段差部分に腰掛けたくなる感じは想定通りでしたが、畳の床と天井の距離が近く感じてダウンライトが気になりました。大工さんや電気屋さんに相談すると「今ならまだ対応できます」と心強い返事。
早速、障子のある壁上部に間接照明を組み込んだスケッチを建て主の方に送ったところ、直ぐに「ダウンライトより良い」とOKをもらえました。天井がスッキリして、柔らかい光となり、和室とダイニングの一体感もより高まりそうです。
>>関連ブログ2012.1.28 小上がりの畳スペースのあるリビング 東京タワーと桜の見える家
>>参考ブログ 2010.12.21琉球畳 七島藺草(しちとういぐさ)
【設計事務所アーキプレイスでの間接照明を用いた設計事例】
室内化したテラスを持つ家、独立した二世帯が集う家、風と光と暮らす家、太陽の光を感じる家、方南町皮ふ科クリニック
2 階子世帯のLDKとバルコニーの間の縦長窓は、見積り調整時に一旦無くなりましたが、工事途中で復活した窓です。この窓は子世帯(2階)の開放感を高めます。それに加えて、外部吹抜を通してくる親世帯(3階)の気配が伝わる範囲をLDKまでに拡張するという、この二世帯住宅での重要な役目を担っています。
[左]バルコニー 正面の縦長窓を通してLDKが少し見える。
[右]2世帯間の気配を伝えるバルコニーの外部吹抜
>>関連ブログ2015.6.30 独立した二世帯が集う家 1/50模型
>>設計・工事経過 ブログカテゴリー 独立した二世帯が集う家
>>独立した二世帯が集う家 竣工写真 その1
>>独立した二世帯が集う家 竣工写真 その2
>>独立した二世帯が集う家 竣工写真 その3
【設計事務所アーキプレイスでの「小上がりの畳スペースのあるリビング」事例】