昨年11月(2015)にお引き渡しした都市型の二世帯住宅『独立した二世帯が集う家』(木造3階建・SE構法)の竣工写真 その1。
「各世帯がお互いの生活を尊重し、二世帯が集える住まい」をテーマとした玄関のみを共有する二世帯住宅です。ホームエレベーター(二人乗り)を設けて、陽当たりの良い3階に親世帯を配置。1、2階に子世帯を計画しています。それぞれに役割をもたせた外部スペースを要所に組み込むことで、各世帯が独立した生活を営みながらも、お互いの様子が自然に伝わりあうような程よい関係を築いています。インテリアは各世帯の好みを反映し、シンプルな中に木のぬくもりが感じられる仕上げとしました。
敷地面積:114.73m2 建築面積:74.53m2 延床面積:175.56m2
設計監理:設計事務所アーキプレイス 施工:(株)ニート 構造設計:NDN(エヌ・ディ・エヌ) 造園:TOKUZOU(トクゾウ) コーディネート:OZONE家づくりサポート
写真[S.Osawa=大沢誠一、AP=アーキプレイス]
角地に建つ、1階ガレージの木造3階建。3階(親世帯)の箱が浮いた様にした、SE構法の特性を生かした四角い外観。外壁は窯業系サイディングとガルバリウムサイディングで明解に貼り分けている。[S.Osawa]
小庭と玄関ポーチのある行き止まり道路側を見る。道路斜線が変わる部分で建物の高さ変え、道路斜線に当たる部分は天空率緩和を使ってクリアしている。[S.Osawa]
玄関ポーチの壁は板張り(不燃)で、木のベンチを造り付けている。[AP]
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玄関横の小庭は長くこの地に暮らしてこられた親世帯の近隣の方との交流スペースにもなり、植栽が街の景色に彩りを添える。[S.Osawa]
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二世帯共用の玄関。右奥にエレベーターと階段がある。右手前が下足収納で向い側にはシューズインクロークが設けてある。[AP]
引き戸で仕切られた個室を見る。将来のリフームの支障にならないように、間仕切り壁には耐力壁を設けずに作っている。[AP]
[左:S.Osawa]基礎部分の出っ張りを利用して、間接照明を仕込んでいる。
[右:AP]お子さんの部屋はフローリングと壁の色を変えている。
ご家族や友人達とサックスの演奏を楽しめる音楽室。壁や天井は趣味レベルの遮音性能のある防音構造とし、入り口は防音ドア、窓は内窓を入れて二重にしている。[S.Osawa]
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階段。木の手摺は握りやすさと形状をスタディして大工さんに作ってもらったオリジナル。[AP]
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階段見上げ。上がって行くと無垢の板を張った2階の天井が見えてくる。[S.Osawa]
玄関ポーチ夕景[AP]
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