近年の都市化にともなう敷地に細分化にとり、敷地のポテンシャルを最大限に生かすうえで、住宅の最上階のさらに上のスペースを、自由に使える屋上テラスとして有効活用する要望が高まっています。
木造住宅でもフラットルーフ(陸屋根)として、屋上に出れるようにして、テーブルや椅子を置いて食事を楽しんだり、プールを出して子供を遊ばせたり、望遠鏡を出して星を観察したりできる屋上テラスを設けることが珍しくなくなりました。ただ、木造で屋上に木や植物を植えて緑化をしようと思うと、屋根防水の信頼性、耐久性、メンテナンス性などの考えると、すべての条件をクリアした防水工法はなかなかありませんでした。
そんな中で、これは使えるかもと思う防水工法「スカイプロムナード」の紹介です。金属(ステンレス鋼板、亜鉛メッキ鋼鈑)の防水工法で、通常は弱点となる金属板の接合部に、水を流す4重の工夫がされており、この部分が揺れや変形を吸収する仕組みにもなっています。防水材の保証は一般的には10年ですが、「スカイプロムナード」のステンレス鋼板の場合は30年の保証がつきます。
木造住宅のフラットルーフ(陸屋根)の使い方の可能性が広がりそうです。
>>金属防水スカイプロムナード:(株)栄住産業 090-622-6292
>>関連ブログ2014.12.25 太陽の光を感じる家 屋上テラスの金属防水
【設計事務所アーキプレイスでの木造フラットルーフ(陸屋根)の住宅事例】
室内化したテラスを持つ家、独立した二世帯が集う家、太陽の光を感じる家、蕨市のコートハウス、ひかりを組み込む家、空と暮らす家(スキップフロア)、みんな集まる家、5層なのに3階建ての家、神楽坂の家、ほか