混構造[地下鉄筋コンクリート、地上木造3階建(SE構法)]の賃貸併用の二世帯住宅『緑と眺望を楽しむ長屋建て住宅』が無事上棟しました。(8/24)
午前中は雨の心配もなく順調に工事が進み、二つの鉄骨階段の設置されました。
手すりまで付いた鉄骨階段がトラックに乗せられて現場に到着。アームの長いクレーンで吊り込んで、塔屋(とうや・ペントハウス)の骨組みを組み立てる前に設置しました。
先に吊り込んだ螺旋階段と同じように、鉄骨業者さんと建て方屋さんの連携で、鉄骨直階段も所定の位置にスムーズに設置されました。6月に地下の山留め工事が始まり、今日の上棟まで約3ヶ月。その間に地下の鉄筋コンクリートの躯体施工図、地上のSE構法のプレカット図を確認し、それと同時に鉄骨階段や鉄骨手すりの製作図を上棟までに製作が間に合うように確認してきました。
リビングの吹抜け周りの手すりを設置中。耐震構法・SE構法によって大きくとることができた正面の開口となる部分からは、想像していた以上に豊かな緑が見えそうです。
一部二層分の高さのあるLDKに面したデッキテラス。隣地の緑が楽しめる気持ちいい場所になりそうです。
在来木造で検討していた時は、デッキテラスとLDKの間には耐力壁が2.1mぐらい必要でしたが、SE構法では半分ぐらいの壁量ですんだので、建て主の方の強い要望であった、緑の見える開放感と室内外の連続感を実現できました。
吹抜のリビングでは開放感を感じることができました。2、3階を繋ぐ螺旋階段と屋上テラスへの直階段が見えます。
螺旋階段を上ったところから直階段側をみる。
塔屋(とうや・ペントハウス)部分。周りの壁がまだないので、屋根だけが空中に浮いたように見えました。
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【設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】
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