長期優良住宅の認定基準とは

『長期優良住宅』とは何か?というと

”環境負荷を低減しながら良質な住宅ストックをつくっていくため、良好な状態で長く使い続けられる仕様とした住宅”のことです。

言い方を変えると

”良質な住宅ストックを目指した「国策住宅」”です。

『長期優良住宅』の認定を取得するには、次の5つの基準を満たすことが必要です。

【戸建て住宅の5つの基準】

1.100年程度は構造躯体を使い続けるための「劣化対策」→劣化対策等級3相当(床下空間33cm以上)

2.極めて稀に発生する地震が生じても継続利用できる「耐震性」→耐震等級2以上(建基法の1.25倍)

3.「維持管理・更新の容易性」→維持管理等級3相当(さや管方式の配水管、ヘッダー方式の給水管、給排水の点検口)

4.「省エネルギー性」→省エネ等級4相当(次世代省エネ相当)

5.一定の「住戸面積」→75m2以上

この5つの基準のなかで、1.「劣化対策」の床下空間33cmの確保は、高さ制限が厳しい敷地の場合、2.「維持管理・更新の容易性」は、在来浴室の場合にポイントになります。また、5.「住戸面積」75m2以上は、狭小住宅の場合にはクリアできない可能性もあるので、注意が必要な項目になります。

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【設計事務所アーキプレイスで設計監理した長期優良住宅の事例】

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