曳家(ひきや)について

区画整理の関係で中断している『鶴瀬の二世帯住宅』の関係で、「曳家」について調べてみました。

曳家(ひきや)とは「建造物を傷つけずに移動させること」ですが、揚げたり、回転させたりもできます。

区画整理や道路拡張計画で、建物を移動しなければならない時など「曳家」がおこなわれますが、その他にも、地盤沈下などの影響で建物が沈下したり傾いたのを元に直したい時、建物の向きを変えたい時などにも、「曳家」の技術が役立つそうです。

ちなみに、「曳家」の参考費用は下記の公表価格.comで見ることができます。

>>公表価格.com (”公表価格”とは「希望価格」「設計価格」などと呼ばれているものなので、実際の取引では値引きがあるようです)

曳屋について、もっと詳しく知りたい方は下記のホームページが参考になります。

>>社団法人日本曳家協会(東京都千代田区)TEL 03-5275-6162

>>真日本曳家協会(大阪府大阪市港区)TEL 06-6573-9677

設計事務所アーキプレイスのある初台にも、『曳家』によって保存された『三宅文庫(旧三宅雪嶺邸)』(RC造、東京都指定有形文化財)があったので、お昼に見に行きました。

マンションの建設時に曳家されたようです。中が見られないのが残念でした。

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区画整理の関係で半年以上中断していた『鶴瀬の二世帯住宅』は、残念ながら中止になりました。(2011年夏)

お隣の敷地の移転がまとまらず、その見込みも立たないことが原因ですが、玉突き状に移動させていく区画整理事業の難しさ痛感するとともに、家づくりの行く末を第三者に委ねることにならざるを得なかった建て主の方のことを思うと無念でなりません。

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