『ミカンの木の育つ二世帯住宅』(木造二階建)は実施設計に入り、平面詳細図や断面詳細図をCADを使って書きながら、細かい部分の検討を重ねています。
細かい部分と言いながら、例えば「窓を考える」ことは、窓の大きさや高さ、窓枠の色や形状を考えることだけではなく、採光や通風といった窓の役割を見直したり、窓の前で繰り広げられる生活をより具体的にイメージして、それを形状に反映させたりすることでもあるので、「部分」と「全体」の行ったり来たりを繰り返して考えることになります。最終的にはミリ単位の図面にまとめていかなくてはいけませんが、今はスケッチを描いたり、模型に手を加えたり、カタログや資料を見たりして、「部分」と「全体」の設計に深みを与え、徐々に精度を高めていく感じですすめています。
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