『ミカンの木の育つ二世帯住宅』は、木造2階建ての在来工法です。現場では土工事が終わり、基礎工事が始まっていますが、その間に骨組みとなる木工事の準備を進めていきます。
一般的には、プレカット図面と言われる柱や梁の施工図が工事会社からでてきて、その図面チェックをすることで、間違いのない構造体がプレカット工場で加工され、現場に運び込まれて、鳶や大工さんたちによって組み立てられます。
『ミカンの木の育つ二世帯住宅』のプランは「への字」に曲がった平面で、それに片流れの傾斜屋根がかかっているため、柱や梁の接合部が複雑な形になります。プレカットの機械では加工ができない箇所があり、その部分はプレカット会社の大工さんが直接手で加工します。
今日は施工会社の方とプレカット業者(サイモクホーム)の方に事務所にきてもらい、構造設計者の千葉さん(シエスタ)を交えて打合せしました。
立体的に加工を考えなければいけない難しい部分は、図面だけでなく実際にちかい形でのモックアップを作ってきてくださったので、テンションが上がり、とても内容の濃い打合せができました。上棟は7月初めを予定していましすが、実際に組み上がるのがとても楽しみです。
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【 設計事務所アーキプレイスでの木造在来構法の住宅事例 】
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