『桜並木と暮らす家』(木造2階建・在来工法)の、基礎の配筋検査に構造設計者の千葉さん(シエスタ)と行きました。(6/16)
ガレージとなる部分には、基礎の立上りを設けられないので、耐圧盤に下側にフカした形の基礎梁を設けています。
人通口部分の補強筋の確認。
耐圧盤の下側の鉄筋かぶり厚さを確保するためのスペーサーの大きさを確認。
土台や柱を基礎と緊結するアンカーボルトは正確な位置にセットすることが大切ですが、施工的には意外に苦労する部分です。この現場では、型枠からの水平方向の離れや高さが調整できる便利な道具が使われていました。これだと作業だけでなく、間違いがないかの確認も効率的にできます。
アンカーボルトの埋め込み深さ(360)を確認。一般的なアンカーボルトだと、埋め込み深さが深くなりかぶり厚がとれないため、埋め込み深さが200で足りる、高耐力のアンカーボルトを使いました。
設備配管のための穴(スリーブ)の補強。通常75φ(≦80)の場合は、補強筋は入れませんが、この現場では入れてくれました。
【 設計事務所アーキプレイスでの木造在来構法の住宅事例 】