『細長変形地の二世帯コートハウス』(木造3階建・耐震構法SE構法)の建て方をお盆休み明けの8/18日から行い、8/19日に無事上棟しました。(工事のみなさん、暑い中お疲れ様でした)
設計事務所アーキプレイスもメンバーである建築家31会の横浜赤レンガ倉庫での家づくり展 vol.22(2016)で、建主の方と出会ってからやっとここまできました。住宅密集地の中で唯一ある 南西方向の抜けを生かした、完全分離型の二世帯コートハウスです。
>>関連ブログカテゴリー SE構法(SE工法)について考える
右側に1階世帯のコートがあり、その部分で建物の幅は細くなっています。
2階に台形状のデッキテラスがあり、それを支える梁が斜めに接合される複雑な接合部(SE金物使用)も図面通りにキレイに施工されました。
細長い敷地でも間口の幅を有効に使える、SE構法ならでは3連のがっちりした門型フレーム。(120×300の柱と120×500の梁)
耐力壁で有効幅を狭めることなく、広い間口のピロティが実現できました。
門型フレームの120×300の集成材の柱と鉄筋コンクリートの基礎を、土台を介さずに直接緊結するSE構法の柱脚金物
SE構造の柱脚金物と平角柱はドリフトピンで固定
>>関連ブログ2013.6.17 ひかりを組み込む家 SE構法の柱脚
間口は4m前後ですが、奥行きは長〜い住宅です。リビングとダイニングの間に床段差をつけています。
建て方工事をしたのは、SE構法の建て方に慣れている東京BK足場の4人のチームとこの現場の大工さんです。
SE金物にドリフトピンを差し込んだ時点で組み固まるため、建て方直し(垂直水平の確認)も、少しの調整でトントン進んでいきます。
お昼頃最上部の梁まで組み上がりました。屋根は傾斜していますが、一部にロフトがあったり、屋上テラスになっている部分があります。
お昼前に建て主の方もいらっしゃいました。2階建からの建て替えなので、現実に建ち上がると大きい印象を持たれたようです。
1階部分をご案内し、叔母さま世帯の部屋の大きさなどをご覧いただきました。
建て主の方から日光のお土産をいただきました。(Hさん、ありがとうございました。)
>>設計・工事経過 ブログカテゴリー 細長変形地の二世帯コートハウス
>>細長変形地の二世帯コートハウス 竣工写真 その1
>>細長変形地の二世帯コートハウス 竣工写真 その2
>>細長変形地の二世帯コートハウス 竣工写真 その3
>>住宅紹介動画 Houses_Movie01 細長変形地の二世帯コートハウス
【設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】
室内化したテラスを持つ家、独立した二世帯が集う家、太陽の光を感じる家、風と光と暮らす家、緑あふれるアトリエのある家、蕨市のコートハウス、十字路に建つスキップハウス、ひかりを組み込む家、空と暮らす家(スキップフロア)、カフェのある家(朝霞市)、みんな集まる家、TNMハウス、5層なのに3階建ての家、家族が楽しい家、ひかりの家