イゼナの蓄熱式床暖房(アクアレイヤー)を初体験

それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス』は現在、基本設計中です。

それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス』はでは、ガラス面が多くても室内の温度変化が少なく、ペットも快適過ごせる室内環境を追求していて、蓄熱式の床暖房を検討してまいす。

蓄熱式床暖房についていくつか調べた中で、イゼナの蓄熱式床暖房(アクアレイヤー)を建て主の方のオススメしたところ、とてもご興味を示されました。アクアレイヤーの仕組みついては20年以上前に開発者の方から説明を聞き、知識としては知っていましたが、暑さ寒さは感覚的なもので、実際に体験してみないと知っているとはいえません。今日は建て主の方と、イゼナの蓄熱式床暖房(アクアレイヤー)を実際に使用されている住宅を体験しに行きました(1/30)。

>>IZENA・イゼナ  アクアレイヤー

玄関は引き戸でしたが入った時にほんのりと暖かいと感じ、2階のリビングに上がると室温は23度ぐらいで、部屋の中はほんわかした心地よい暖かさでした。室温は決して高くはありませんが、蓄熱材を使った輻射暖房の暖かさの違いを実感できました。

お住いの方の話では、イゼナの蓄熱式床暖房(アクアレイヤー)を使った室内は、部屋毎や、足元と頭部分の上下での温度ムラをほとんど感じないそうです。また、エアコンを使った時の音や風もなく静かで埃もたたず、室内が乾燥しすぎることもないとのことでした。

 

蓄熱材と暖房方式は、床下に入れたAquaLayerアクアレイヤー(袋に入れた水)に蓄熱させる方式で、暖房のメインは水袋や建築部材全般からの輻射熱による暖房になります。床に設けたスリット状の吹き出し口からでてくる暖気も補助的に室内を暖めます。

イゼナの蓄熱式床暖房の熱源には、イニシャル、ランニングともにコストパフォーマンスの高く、家庭用のエアコンがつかわれています。熱源にはガス給湯器なども使うことができますが、費用の関係から種類も多く、熱効率にも優れる、一般に普及している家庭用エアコン(ヒートポンプ式)を利用することが多いということでした。

温熱的に快適な住まいを作る上で、蓄熱床暖房は有効な方法ではありますが、アクアレイヤーに限らず、蓄熱式床暖房を使う時に忘れていけないことは、窓を含めた家全体の断熱性能(熱損失係数=Q値、UA値=外皮平均熱貫流率)が高いことが大前提だということです。断熱性能が低い住宅では、蓄熱する意味自体ががなくなり、エネルギーを無駄使いしているだけになってしまからです。この点に注意してキチンと考えていけば、人にもペットにも地球にも優しいエコな住まいを、大げさな機械を使うことなく作れる時代になってきたと思います。

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イゼナの蓄熱式床暖房(アクアレイヤー)の実体験は建て主の方に好評で、設計・施工における技術的なことも、実際の現場を見ること理解することができました。アクアレイヤーの床暖房体験後、建て主の方とプランについて細かな打合せもして帰りました。

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