内部の秩序 vs 外部の秩序 東京タワーと桜の見える家

東京は朝から雪が降ったので、予定していた『クスノキのある場所(クリニック)』の撮影を延期し、電話のならない事務所で集中して仕事をしました。

遠くに霞んで見えるのがオペラシティ。夕方には手前の屋根に雪が2cmぐらい積もりました。

東京タワーと桜の見える家』の外壁は、当初の左官の仕上げから300角タイル貼の仕上げに変わりました。タイル貼になると、窓の大きさや位置とタイルの割り付けを合わせる必要が出てきます。

今までは「内部の秩序(間仕切り壁や家具の位置など)」だけで決めていた窓を、「外部の秩序(タイル貼の目地)」とも合わせなければならなくなり、「内部」を優先すれば「外部」がおかしくなり、「外部」を優先すれば「内部」がすっきりせずという感じです。事務所内で意見を戦わせ、生みの苦しみ(楽しみ?)を感じつつ、「両方の秩序」を満足させる新たな窓の位置を探っていきました。

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