週末、『ふたつのコートのある二世帯住宅』(木造3階建)のG案を元に建て主の方と打合せを行いました。
部屋の構成や広さ、コートの位置、天井高さを全体的に見直すことで、今までの打合せで出てきた幾つかの課題がクリアでき、新たな魅力を持った案ができつつあります。
この3階建の二世帯住宅は、複数のコートを組み込んで二世帯を絡まらせているので、図面だけでは二世帯の構成が見えにくいため模型を作りました。外部空間であるコートによって、本当に快適な室内になるのかどうか、光の入り方や内外の関係も見えてくるため、今後の検討にも役立てます。
親世帯の中庭(コート)から、親世帯のリビングを見る
親世帯の和室から、リビングを通して中庭(コート)を見る
子世帯のテラス(コート)から、リビングを通して奥のテラスまで見通す。テラスには『室内化したテラスを持つ家』のように四周に庇をまわし、雨や夏の日差しを遮りつつ、より内部空間に近い感覚の場所が生まれるようにすることも検討中です。
子世帯の天井の高いリビング。高窓から見えるのは3階のテラス。
子世帯のキッチンからダイニングとリビング方向を見る。
3つ目のコートが寝室に加わりました。
【設計事務所アーキプレイスでの二世帯住宅・多世帯住宅の事例】
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