アクアレイヤー(蓄熱式床暖房)の工事が始まった『それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス』(木造2階建て在来工法)の現場監理に行きました。
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LDKにアクアレイヤー水袋を載せるガルバリウム鋼板のトレイが敷かれた(置かれた)ところ。根太の方向(水袋の方向)を決めて、直行方向に大引きを通します。根太の大きさ(高さ)がアクアレイヤーの水袋の厚さになるので、イゼナの方には設計段階で相談して、水袋の量、エアコンの位置、根太の方向など決めておくことが必要です。
ガルバリウム鋼板のトレイの上にビニールの透明シートを敷き、アクアレイヤーの袋を載せて、後から袋に水(水道水)を入れていきます。蓄熱材がどこでも手に入身近な”水”というところが、この蓄熱式床暖房の肝です。ビニールの透明シートは、万が一水袋に穴があき水洩れをおこしても、下まで水が漏れないようにするためのものです。
ガルバリウム鋼板のトレイの上にビニールシートを敷き水袋を置いたところ。根太から足を踏み外さないように気をつけて歩きます。
水袋に水が入って袋が膨らみアクアレイヤー完成。漏水がないことを確かめてから、袋の口を専用の器具で閉じます。右側は造り付けのクローゼットになるところで、この床にアクアレイヤー用のエアコンを設置して床下を温めます。左側(窓側)の隙間には床用スリットを設け床下の暖気が室内へ出てくるようにし、窓側のコールドドラフトを軽減します。この現場では、アクアレイヤーの工事は明日までの2日間です。
>>関連ブログ2020.3.1 イゼナ・アクアレイヤーのサイトで『それぞれの・・・』が紹介されました
2階では断熱材が壁に施工され、天井の下地が始まっています。
猫テラスでは軒天の下地組みが完成。
陸屋根立上がりの笠木。外壁を汚さないようにするため、笠木の外壁側に立上がりを設けていますが、とてもキレイに施工されました。
>>設計・工事経過 ブログカテゴリー それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス
>>それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス 竣工写真 その1
>>それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス 竣工写真 その2
>>それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス 竣工写真 その3
【設計事務所アーキプレイスでの中庭のある住宅やコートハウス事例】
細長変形敷地の二世帯コートハウス、蕨市のコートハウス、猫と暮らす中庭のある家、囲まれた家、夏ツバキの家