先日、完成お引き渡しした『大きなテラスの小さな賃貸住宅』の、カーテン工事に立ち会いました。
2階の住戸は、より自由な使い方ができるように、建て具や壁で建築的に仕切るのではなく、カーテンを開け閉めすることでワンルームの空間を2つのゾーンに緩やかに仕切れるようにしています。
ラワン合板表し仕上の荒い天井と白い壁と柔らかい白い布カーテンの対比。
床もラワン合板の表し仕上。
1階の住戸は、寝室ゾーンとリビングゾーンはアコーデオンカーテンのように折り畳むことができる木質感のあるパネル・アコウォールで仕切ります。アコウォールはタチカワブラインドの製品名で、3m程度の幅のものでも折り畳んでしまえば、たたみしろ寸法350mm程度、たたみ込み寸法も165mmとなり、とてもコンパクトにおさまります。
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外構には、常緑ヤマボウシと落葉樹のアオダモの樹が計5本植えられました。アオダモの新緑が待ち遠しいです。
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管轄の消防署の出していた「防火対象物使用開始届書」と「住宅用火災警報器設置届出書」の副本を受け取りに行きました。
今回は共同住宅でも延べ床面積150㎡未満なので、消火器の設置の必要はなく、使用検査(消防官による現地確認)もなく、上の二つの書類の提出のみでした。
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