『TNMハウス』は、単純な木造2階建てではなく、一部に鉄筋コンクリート造の地下がある、地下1階・地上2階建ての混構造の住宅です。こういう住宅の場合、地下から地上に上がる階段廻りや、地下の鉄筋コンクリートの上に基礎が立ち上がる部分など、意外に納まりが難しいところがあるため、構造設計者とよく検討しておくことが必要です。
昔、地下鉄駅の改装の設計を2度やったことがありますが、地下から地上に上がる階段廻りの考え方は規模は違ってもよく似ていると感じます。
混構造の住宅とは、1階あるいは地下階を鉄筋コンクリートで造り、その上に木造で2階を載せるなど、2種以上の構造を使った住宅のことで、設計事務所アーキプレイスでも『TNMハウス』の他に下記の混構造の住宅事例があります。
明大前の賃貸併用二世帯住宅 :地下鉄筋コンクリート、地上木造2階、(RC+W)
太陽の光を感じる家 :地下鉄筋コンクリート、地上木造2階、(RC+W)
ひかりを組み込む家 :地下鉄筋コンクリート、地上木造3階、(RC+W)
空と暮らす家(スキップフロア):半地下鉄筋コンクリート、地上木造2階、(RC+W)
千駄木の家 :地下鉄筋コンクリート、地上鉄骨造3階、(RC+S)
神楽坂の家 :1階鉄筋コンクリート、地上木造3階、(RC+W)
武蔵野の家 :地下鉄筋コンクリート、地上木造2階、(RC+W)
>>関連ブログ2020.6.19 SUUMOの記事掲載「地下室や半地下の部屋がほしい!気になる費用は?」
【設計事務所アーキプレイスでの混構造の住宅事例】
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