住宅性能評価(設計)がおりました TNMハウス

先週、建築確認申請がおりた『TNMハウス』は、昨日、住宅性能評価(設計)がおりました。

残るは長期優良住宅ですが、評価機関での技術的審査は終わったので、これから区役所に書類がまわった後、認定審査を受け2週間位でおりる予定です。

《下記の10の性能項目が記入された設計住宅性能評価書》

構造の安定火災時の安全劣化の軽減維持管理への配慮温熱環境への配慮空気環境光・視環境音環境高齢者等への配慮防犯対策

住宅性能評価の申請には、いわゆる設計図や申請書のほかに、設備機器や材料の認定書、構造図、構造計算書などの書類が3部づつ必要です。

構造図や構造計算書は長期優良住宅の申請を入れると、同じものを9部も揃えることになり、労力・資源の無駄なように感じるところがあります。

住宅性表示制度の解説書《木造住宅のための住宅性能表示》

平成12年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」は、下記の3本の柱で構成されていますが、住宅性能表示制度はこの柱の一つです。これより、住宅の性能を評価する一つの『物差し』が出現したことになります。(あくまでも”一つの”物差しですが・・・)

  1. 新築住宅の基本構造部分の瑕疵担保責任期間を「10年間義務化」すること
  2. 様々な住宅の性能をわかりやすく表示する「住宅性能表示制度」を制定すること
  3. トラブルを迅速に解決するための「指定住宅紛争処理機関」を整備すること

長期優良住宅法品確法を下敷きとしていて、長期優良住宅の認定基準は品確法の評価方法である住宅性能表示制度の ”建物の長寿命化” にかかわる4項目(構造の安定劣化の軽減維持管理への配慮温熱環境の配慮)が中心となっています。

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